そばにはいれないから。



「咲良!!!」

降りるとビックリ。


奥の椅子に寄りかかって、しゃがみ込んでた。



俺が声をかけると、めっちゃ驚いてて


俺が送るって言ったら拒否してきた。



けど、こんな状態の咲良を1人で帰らせるわけにはいかないから、無理やりおんぶして連れて帰る事にした。


今の流れ、俺咲良の事見すぎなんだなって思った


俺全然立ち直れてないじゃん。



そんな突っ込みを1人で心の中で熱い小さな咲良をおんぶしながらしてた。

それにしても、熱い。



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