そばにはいれないから。
「…………失礼します。」
ちょっと緊張。
だって、別れた彼女の部屋だし。
部屋の配置は何も変わってなくて、すぐ咲良をベットに寝かせることができた。
けど、咲良の部屋にすごく驚いた。
「……………えっ?」
いっぱいあった写真立て。
ガラスの部分が割れてて、少なくなってる。
それに、なんかちょっと全体的に荒れてる。
「…………さくら。」
やっぱり最近のお前ちょっとおかしいよ。
なんか全てにおいて無理してる。
なあ、何があったんだよ。
教えてほしいけど、もう俺にはそれを聞く権利がない。
でも、その権利がなくなったからこそ、、なんでも話してくれよ、、、、。