そばにはいれないから。
誠也と会って、なんか色々決心がついた。
「お姉ちゃんいたね、良かったね。」
「うん!」
病気って言われてから、冬馬とは一度もあってない。
冬馬はきっと、ずっとあたしのことを探してた。
残された時間を無駄にするわけにいかない、、。
「あたし、ちゃんと生きる。
冬馬のためにも、自分のためにも、お母さんのためにも、あの人のためにもちゃんと生きる。」
あの人、、まだお父さんと呼べた事はない。
「後悔しないように精一杯生きるよ。」
まだ正直整理はつかないし、急に死ぬとか言われてそうですかとはなれないし。
でも、決めた。
このままじゃいけない。
どうしても死ぬのならば、そのタイムリミットまで必死に生きる。
やりたい事全部やる。
後悔はしない。