腹黒幼馴染みの溺愛が止まらない。
「ふふっ、今日も可愛いね」
そんな事を思っているとは知らずに、無意識で「可愛い」なんて言われると、困っちゃう。
そう、私は恋愛的につーちゃんに恋をしている。でもつーちゃんは私の事をただの幼馴染みだとしか思っていない。と…思う。
「おっ、おはよう。…つーちゃん…」
「おはよ、芽衣。じゃあ外で待ってるね。支度して出ておいで」
「うん、分かった!」
私は、つーちゃんのこういう朝が弱い私にでも怒らないで、優しくしてくれる所が大好き。
そんな事を考えながら、急いで学校の制服に着替えて、支度を急いだ。