小林君が好きでたまらない
とある私立の男子校。
(どうしよう、今日持ち合わせの
お金少ないのだよね)
小林くんははギュッと目を閉じる。
今朝靴箱に「昼休み校舎の裏に来て
下さい」と書かれたメモを震える手で
持ちながら、小林君はこれから来るであろう
見知らぬ人を待っていた。
Fとだけ書いてあった。
多分カツアゲだ、、
もし行かないで今後集団でいじめでも
くらったら、後悔してもしきれない。
ネガティブなのは生まれつきだ。
そのメモのプリントが可愛いウサギの
イラストなのは、もはや気付いていない。
(どうしよう、今日持ち合わせの
お金少ないのだよね)
小林くんははギュッと目を閉じる。
今朝靴箱に「昼休み校舎の裏に来て
下さい」と書かれたメモを震える手で
持ちながら、小林君はこれから来るであろう
見知らぬ人を待っていた。
Fとだけ書いてあった。
多分カツアゲだ、、
もし行かないで今後集団でいじめでも
くらったら、後悔してもしきれない。
ネガティブなのは生まれつきだ。
そのメモのプリントが可愛いウサギの
イラストなのは、もはや気付いていない。
< 1 / 2 >