愛奏～aikanade～

ファミレスに着くと、店員さんに席へと案内された。すると、


「絢希～、亜以～、こっち②♪」

と、少し大きめの声で、絢希や亜以の名前呼んだ。

「いたよ。馬鹿が。」

「ば、馬鹿じゃないもん！！」

「オハヨー！馬鹿♪」

「だから、馬鹿じゃないって！！」

二人のからかいに大きめの目を、一杯に開いて余計目が大きく見えた。

「明日香、紹介しておくね！コレ、水川ひとみ。馬鹿と呼ぶと喜ぶんで、馬鹿って言ってあげて♪」

「忘れてもいいからね♪」


「ちょと②！！お二人さん！ちゃんと、紹介してください！えぇと、水川ひとみです。よろしくね……」

「あ、須堂明日香です。」

「明日香ちゃん。よろしくね」


ひとみは、絢希や亜以と違って、見た目は、大人っぽいけど、中身は子供っぽい可愛いらしさがあって、そのギャップのあるからひとみは、ずっと親友でいられたと思うんだ。