愛奏~aikanade~
「明日香さぁ、爽汰先輩と付き合っちゃいなよ!!」

「!!?」

昼のランチタイム。突然の亜以の言葉に、飲みかけのミルクティーをこぼす所だった。

「何②?明日香好きな人いるの?」

絢希が、ニヤニヤしながら、私の顔を見てきた。

「ち、違うよ!!」

「ホントかぁ~?」

「怪しいなぁ~♪」

「ほ、ホントに違うんだってば!!」

絢希と一緒に、ひとみと、柚子が話しにのってきた。

「だって、爽汰先輩を見てる目が、明日香違うんだもん。それに、お似合いだし♪」

亜以が、淡々とはなした。

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