愛奏~aikanade~
「うわ!?ひとみ、泣きすぎだし!!」

絢希が、李那の話しを聞いて、涙で顔がぐちゃぐちゃになっているひとみを見て言った。

「だってぇ~(ToT)、李那メサクサ頑張ってるんだもん。めっちゃ青春してんだもん(泣)」

「お前は、年取った叔母さんか(-.-;)」

「うわ~ん!!」

「アハハハハ!!」

絢希とひとみの息ピッタリの漫才をみんなで笑った。

「そういえば…柚子、気になってたんだけど、明日香はどうなの?」

「えぇ?私!?」

突然すぎる話題にビックリ!
すると、それに便乗してみんなも乗ってきた。

「確かに…どうなったのよ!」

と、絢希に攻められ…

「まだ誘ってないの?」

と、亜以に催促され…

「いいなぁ、青春。」

と、ひとみに羨ましがれ…

「頑張って!!応援するから(^∀^)ノ」

と、柚子に励まされ…

「私も頑張るから!!」

と、李那に言われた。とにかく、みんなの顔が必死で、私は、「うん…」としか、言えなかった。

だけど、今日は李那の話しが聞けて良かったと思う。
おかげで、私も先輩とちゃんと向き合いたい…臆病な私にちょっと、勇気が持てる…そんな日だった。

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