あなたに恋をする〜happiness〜
「ーえっ」

私がいうと、創ちゃんは動揺していた。
もしかして何か知ってるの?

「創ちゃん、知ってるんだったら教えて………!羽山君の力になりたいの!」

私は必死に訴えた。
だけど創ちゃんはなぜだかなんとも言えない表情をしていた。

「ごめん、わかんない………」

「………そう」

「とにかく早くいこ。羽山が風邪ひく」

「うん!」

ねえ、創ちゃん。

「家って確かあっちだよな?」

「うん、そう言ってたよ」

私は創ちゃんを信じたい。
そしてずっと一緒にいたからわかるんだよ。
創ちゃんのことが………。
だから知りたいの。
創ちゃんのことも。
羽山君のことも。
ねえ、創ちゃん。

「ここだな」

「………うん」

ーあなたは何を隠しているの?
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