口さけ女と陰陽師
驚きの新情報
その日の夜飯島はパソコンで口さけ女の伝承や妖怪のことありとあらゆる情報を検索しまくった。

特に赤い月夜の単語をメインにして
すると次のことがわかった。

赤い月夜の晩は妖怪がもっとも力を出せる日であるこだ。

だがいったいそれが何だというのか、赤い月夜の妖怪とは陰陽師だから何度も戦ってきた。確かに強く手強かったが、父親や、陰陽師の仲間と共に確実に封じ込めてきた。どれもそこまで強敵と呼べる代物ではなかった。それをまるで逃げるかのように家にいろだなんてどう考えがえても陰陽師の自分に向けた言葉だとは思えなかった。

飯島は最後に父親に赤い月夜と口さけ女について聞いた。赤い月夜についてはさっき調べた通りだったが口さけ女に関して驚きの新情報があった。

飯島父「口さけ女は伝承通りとても凶悪で強い妖怪だった。数年前までは人間からも妖怪からも恐れられた。どんな陰陽師が口さけ女を倒そうとしても誰も叶わないほどだ。しかも赤い月夜になると口さけ女はいつも強いのにも関わらずさらに強くなるときく。その力は計り知れない。」

飯島「…もし、そんな口さけ女が赤い月夜にここにきたらどうなる?」

飯島父「…ここは協力なバリアによって守られている。妖怪はここの存在にさえ気づかない。気づいたとしても、バリアを破壊はかなり不可能に近い。だが一度そんなバリアも破られたことがある。」

飯島「!?それって…」

飯島父「あぁ。赤い月夜の晩の口さけ女だ。」

飯島「…」

飯島は黙ってしまった。それほどまでに強大な強さをもつ相手に恋をしてしまった自分に驚いたってのもある。がそれよりどおしてもくち子にそんな力があるとは思えなく、あったとしてならばどうしてあんなにも弱々しく見えるのか不思議でならなかった

ふと飯島は父親の発言が引っ掛かった。

飯島「なぁ。前までは強かったってどういう意味だ?」

飯島父「…今の口さけ女には一度だけあったが、見た目や妖力からして弱いのは一目でわかった。何せ他の妖怪にいじめられていたからな」

飯島「!?いじめってどういう…それにあったって…」

飯島父「あれはまだお前が生まれていないときだった。」


※バトル終わってからにしようとしたんですが、バトルになるまでが長くなりそうなので、やっぱりちょくちょくあげます!ころころとすみません!
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