恋を拗らせている。
「ま、気長に見てますね、面白そうなんで〜」



…本当にこの後輩は。
鬱陶しいったらない。



俺はカゴの中にタオルを投げ込むと、カバンを持って、いつものメンツと部室を出た。

いつも通り、弥那は部室の近くの石段の上に小さく座って、ノートになにかを書いてる。




俺はそれを見ないフリをして、コンビニに向かった。
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