*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
冗談じゃないし、まるで話にならない!
明莉に帰るから迎えにきてほしいとメッセージを送った。
十分程で到着すると返信が来たので俺は先に帰るからと後輩たちに声をかけて店の外にでた。
春の夜は少し肌寒かったが、浜谷にまとわりつかれるより寒さを我慢する方がずっとましだ。
そんな俺を追いかけるように、片瀬さんが俺の隣にやってきた。
「帰るのか?」
「…帰ります」
むっとしながら答えると
「香田、悪いけどしばらくお前ん家泊めてくれ」
とさっき携帯でとった画像を俺にちらつかせた。
断れば明莉に見せるってことなんだろう…。
弟の大雅と住んでいた時にはよく家に泊まっていたが今はあの頃と状況が違う。
新婚で明莉と住んでいるのに片瀬さんを泊めるわけにはいかない。
明莉に帰るから迎えにきてほしいとメッセージを送った。
十分程で到着すると返信が来たので俺は先に帰るからと後輩たちに声をかけて店の外にでた。
春の夜は少し肌寒かったが、浜谷にまとわりつかれるより寒さを我慢する方がずっとましだ。
そんな俺を追いかけるように、片瀬さんが俺の隣にやってきた。
「帰るのか?」
「…帰ります」
むっとしながら答えると
「香田、悪いけどしばらくお前ん家泊めてくれ」
とさっき携帯でとった画像を俺にちらつかせた。
断れば明莉に見せるってことなんだろう…。
弟の大雅と住んでいた時にはよく家に泊まっていたが今はあの頃と状況が違う。
新婚で明莉と住んでいるのに片瀬さんを泊めるわけにはいかない。