*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「…別に…

酒の席のことだし気にするな。

社会人になったんだから酒の飲み方気を付けろ…」

「あの!!」

浜谷が俺の言葉を遮り真っ直ぐに俺を見つめる。

あぁ……。

頼むから明莉がいる前でやめてほしい。

こういう目をして見られているときに何を言われるのか今まで幾度も経験してきた。

案の定、浜谷はお決まりの言葉を口にした。
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