*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
蓮司との楽しい時間を壊さしたくなかったのに、考えないようにしていた話をされて…

動揺している自分を誤魔化すように知らないふりをして、話題を変えたくて姿の見えない片瀬さんのことを訊ねると…

蓮司が途端に不機嫌になり…

怒ったままきつく抱き締められて強引に合わせられた唇は、身体を合わせることで私の黒く渦巻いている気持ちを蓮司の熱でごまかされそうで…

それが嫌で、気がつけば涙が溢れて…

蓮司のことを拒絶する言葉を口にしていた。

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