最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
もうダメだ。これは翔にしかどうにも出来ない。
目も痛い。
でも爪を立ててはいけない。
脇腹から血が流れてきた。

藍「あぁ゙...ゔ」
翔「東!」
東「呼んだよ!」

床に倒れてると翔が飛んできた。
ベッドにタオルを敷いてからあたしを寝かせると服を上げた。
一応胸にはサラシを巻いてるから問題ない。

女「藍姉、大丈夫?縫い跡が」
翔「悪いけど、離れてて」

翔は軽く子供の背中を押した。

翔「藍、動くなと言ったんだ」
藍「翔、目が...目が」
翔「目薬さしすから上向いて」

言われた通りに上を向くと2滴程垂らした。
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