最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
家に帰ると珍しく淳の靴があった。
いつもならこの時間は居ない。
けど嫌な予感はしない。

藍「淳、居るのか」
淳「あぁ。悩ましいものを拾って」
藍「は?」

なんの事のかと思ったその時、ニャーという声が聞こえた。
前言撤回!あたしは猫が大嫌いだし、アレルギーだ。

藍「捨てて来い!」
淳「まだ赤ちゃんだよ」
藍「クシュ、ックシュ」

慌てて洸の後ろに隠れると猫も着いてきた。

藍「ギャアァァ!」
皐「何の...淳、戻して来い」
蓮「猫!何で連れて来た、アレルギーだぞ藍は」
淳「赤ちゃんだから」

相変わらず足元にいるから洸に飛びついた。
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