最強族の女総長は通り名を棄てて闘う

すぐにパソコンを開いてハッキングをした。
下っ端には各自にあたしがGPSを渡している。
何かあった時に便利だと思ったから。
これで下っ端はどこにいるか分かる。

...何だよ。これ。

パソコンに映ったGPSの位置は全員バラバラだ。
建物の中に居て各自違う部屋にいる訳じゃない。
居る場所自体が違う。
それに全員近くない。

洸「藍」
藍「...どうする、どうすれば。あぁ、まずは下っ端を皆助けなくちゃな。それから...」

1人でブツブツと言いながら特攻服を出す。
下っ端と藍桜...彼らは怪我をしていないだろうか。
何もされていないだろうか。

どうか、あたしが着くまで全員、無事で居てくれ。