最強族の女総長は通り名を棄てて闘う

あたしは絶対に誰1人仲間を殺さない。

翔「ちょん」
藍「いてっ」

パソコンを見てゾッとした。

藍「洸！バレてる、全員動いてる。何でだ？アイツらは倒した。警察に捕まったのを見てる」

考えられるのはいくつかある。
一つは暗くて顔をよく見てないけど下っ端だと思ったうちのどちらかが組のスパイ。
一つはあたしにGPSが付いてるか。
一つは電話の内容を盗聴されてる。
一つは...翔がスパイか。

藍「カケル、服を上げて腹を見せろ」
翔「...」
洸「ッ！...」

ミラーでこっちをチラッと見た洸はと笑った。
翔の腹にはあたしが幼い時、手術と聞いてパニックになりナイフで切った跡がある。