最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
なかなか動かず喋らない翔にイラついてきた。

翔「バレたか...はい」
藍「だよな〜、お前が偽物なんて」

じゃあ何でだ?
やっぱりスパイか、電話かあたしにGPS...?

あたしは羽織りをずらして左肩を見た。
予想は的中した。

藍「翔、ナイフを貸せ」
翔「は!?」
藍「GPSが埋められてる。アイツしか居ない。早く!」

渋々渡されたナイフで肩を切ってGPSを取り出すと道路に捨てた。
もちろん出血多量。
直ちに翔が治療をした。

藍「よし、止まった」

これなら行ける!
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