最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
(翔平side)
あれから数時間。
牢屋から出されて上に上がると広間に通された。
そこにはボロボロの藍が狂う寸前で倒れた先代の前に立って庇う姿があった。
丁度後ろに居る俺らはゾッとした。

藍「こいつらは絶対に殺させない!」
男「殺れ!」
洸「なーんてな!」
皐「藍、あたしらの背中を見な!ちゃん生きてるだろ!」

全員の演技だったのは分かったが藍が狂う寸前なのは本当らしい。
俺らは迷わず走って闘った。
(翔平end)
< 132 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop