最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
蓮「必死に逃げてたな、蜂に叫んだもんな」

腹を抱えて笑いながら蓮が言う。

洸「『洸くんの花束だからあげないの』」
皐「でも、藍は淳の言葉を聞いて泣いたな」
淳「年が違いすぎるってな」
皐「藍は泣きながら叫んだ」
洸「『絶対に洸くんと結婚するから藍が大人になるまで結婚しちゃダメ』」

花束を持って藍の前にしゃがんだ俺の服を掴んで精一杯泣いた。
花畑のど真ん中で。

皐「洸は笑いながら藍を抱き上げて言ったな」
洸「俺はお前がいつくでも気にしない」
京「藍は泣き止んで...なんて言ってたんや?」
洸「『じゃあ、藍が大人になるまで待ってて』」
皐「洸は?」
洸「俺がいくつになっても藍が大人になるまで待っててやる」

今は面影はないが藍は少しづつ大人になっている。
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