最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
義親でも気付かない藍の小さな声に気付いて口元に耳を近付けた。

洸「ん?どうした」
藍「な...も...てな...。屋根...部屋...と...ぅ」

言葉は繋がってないし切れてるが何を言っているかは分かった。

翔「屋根裏部屋...!東!」
東「あと5分でくるよ」
龍「洸さん、行っちゃダメっすよ」

こいつらも分かったのか...さすがだな。

洸「分かってる」
和「?」

俺ら以外はわかってない。
組の者ならまだしも、家族である奴らは1人も分かってない。
いや、和真以外は...。
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