最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
翔平の後に続くと結構広い和室に着いた。
部屋にはど真ん中に長テーブルがひとつだけ。
殺風景な部屋だ。

啓「布団が無いなら話にならない」
翔「そこの押し入れに入ってるんちゃう?」
龍「開けるぞ」

翔平に言われて開けると2組程入っていた。
その内のフカフカの方を出して藍を寝かせる。

洸「藍、大丈夫か?」
藍「洸...に、ぃ...たぃ」
洸「あぁ。今日からでも俺の家に来い。てか、連れてく!」

藍は俺の家に行きたいと望んだ。
ここにはやっぱり置いておけない。
取り敢えずは安静にしてヤクをすっかり体から出さないといけないな。

警「失礼します。屋根裏部屋は部屋中に薬物が染み付いています。藍さんの荷物はまだ大丈夫だったので全て下ろしました...どちらへ?」
洸「あぁ。この部屋に置いといて下さい」
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