最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
項垂れてるといつの間にかヘッドホンを付けていた啓斗があたしを呼んだ。
隣に座るとあたしに付けた。

誠「総長、俺の事舐めてません?ボッコボコにしましたよ」
藍「...悪い。悪かった」
誠「これからは信じてくださいよ?それじゃ、おやすみなさい」

ープツッ。

啓「俺らの下っ端は強ぇよ」
藍「馬鹿野郎」

多分今のあたしは笑いながら泣いている。
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