最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
倉庫に入ると下っ端が挨拶をしてきた。
それに返事をしてから会議室に上がった。
幹部も副総長も来ていない。
こういう時に限って揃わない。
幹部メンバーは4人。
あたしと副総長を入れた〖藍桜(らんおう)〗は6人。

ーガチャ。

ドアが開いて振り返ると洸が居た。

洸「なぁ、藍。藍って名前、藍桜の藍を取ったんだぞ。俺が名前付けたんだぞ」
藍「得意げに話さなくていい。その話は何十回も聞いた」

面倒な奴が来た。
こんな奴はほっといてメンバーを紹介する。
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