最強族の女総長は通り名を棄てて闘う

藍「何が可笑しい」
淳「そんな事藍が気遣う事ない」
洸「おいおい、何だか分かんないけど藍辞めてくれ。体や頭に響く、早く理事長室に行こう」

言われた通り洸の後に続いた。
何で淳はあたしが心臓辺りが痛む事が分かったんだろうか。
ボロは出てない。
心臓辺りの服は掴んでない、そもそも自分の服は掴んでない。
洸はいつ気付いてしまうだろうか。

洸「藍。俺には隠し事をしないでくれないか？」
藍「何でッ─」
洸「どこか痛まないか？」
藍「...心臓」
洸「病院に行く。先代と藍桜集めてくる」

ほら、だから気付かれたくなかった。
大事になるし...あたしが耐えられない。
皆が居ると安心して色んな感情を思い出す。
今の自分じゃなくなる。