最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
通り名の重荷に耐えられなくなって狂った藍。
程なくして男は倒れて意識を失った。

藍「あれ?終わりかよ〜。ッ!?あ゙ぁ!ハッ、あ゙ぁ!」
洸「ら、藍...藍?何で...そんな」
藍「ゲホゲホッ...ハァ。あ、洸?瞼が切れちゃったァ〜。深くないけどさァ、ちょっと痛いから...こいつ殺していいよね?」

もうダメだと思ったら、洸が藍を抱き締めた。

藍「何?あたしに歯向かう気?」
洸「藍、それはおもちゃじゃない。藍は...俺の娘だから、分かるよな?」
藍「娘、娘、娘」

キョトンとしながら藍は唱える様に繰り返す。
本気でダメだ。
藍が正気に戻るには時間がかかる。

洸「なんでだよ...そんな。おい、お前ら...明日が終わったら夏休みだ藍を戻すぞ」

洸の言葉に全員が頷いた。
(翔平end)
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