最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
啓「藍、いつ来るんだ」
藍「啓斗、お前あたしをなんだと思ってる」
啓「女...あぁ。そういう事か。藍は特別だ」
東「僕達全員にとって特別だよ」

...はぁ?何言ってんだこいつらは。

洸「特別...かぁ。ま、藍には意味が分かってないだろうな」
藍「分かるか」

こんな話をしていたら時間が無駄になるだけ。
あたしは座るように合図した。
東と涼はニコニコしながら軽く一礼して座った。
今日は洸と東達に呼ばれた。

藍「翔平と龍斗はどうした」
翔「何やて!?もう藍が来とる!?」
下「はい、予定の10分程前から会議室にいらっしゃいます」
龍「行くぞ」
東「あの2人、今日を1番楽しみにしてたんだよ」

東の声をかき消す様に凄い勢いで階段を上がってくる足音がする。
< 9 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop