最強族の女総長は通り名を棄てて闘う
左側だ。
顔に包帯を巻いているから気付くのが遅れた。
叫ぶほどではない。

藍「ってぇな」

ードカッ。
ーバキッ。

すぐに全員倒れた。
騒ぎを聞き付けた不良や族がワラワラと集まって殴りかかってきた。
どいつもこいつも弱い。

洸「らぁん!藍!」
皐「居たか」
洸「いや」
東「この辺に居る。藍ちゃんの血の匂いがする」

東はよくあたしの手当てをするから血の匂いには敏感になった。
見つかる前にコイツらをどうにかしないといけない。
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