蝶の親指。弦音は鳴る。
橘学院高等学校。
文武両道をかかげ、親御さんからの評価がとても高い学校だ。
私は正直いきたくなかった。
だって制服ださいんだもん。
申し込んだあとに配られる日時予定表を見ながらため息をついた。
「真弓ー。どーしたのため息なんかついて。
あんたらしくないなー。どうしたの?」
「美雪!!
だってさ、行きたくない学校に無理矢理いかされるってダメじゃん??私私立いきたいのー!」
「はいはいそんな贅沢言わないで、勉強しなさい」
美雪に軽く怒られて目の前にある入試予想問題にてをつける。
美雪は、私なんかよりも全然頭のいい、姉御風のたよれるお姉さん。
バスケットボール部に所属していて、高校でも続けるみたい。
あぁ呪文唱えたら美雪みたいになれないかなーなんて思う。
「美雪。どうして美雪は森のが丘高校いこうとおもったの?」
「うち?うーん進学実績ちゃんとあるし、先輩もいっぱいいってるからさ。安心かなって。
まー橘よりは制服もかわいいし??」
笑いながら、からかう。
半分恒例行事だからなれちゃったよ。
それほど橘の制服がかわいくない。
文武両道をかかげ、親御さんからの評価がとても高い学校だ。
私は正直いきたくなかった。
だって制服ださいんだもん。
申し込んだあとに配られる日時予定表を見ながらため息をついた。
「真弓ー。どーしたのため息なんかついて。
あんたらしくないなー。どうしたの?」
「美雪!!
だってさ、行きたくない学校に無理矢理いかされるってダメじゃん??私私立いきたいのー!」
「はいはいそんな贅沢言わないで、勉強しなさい」
美雪に軽く怒られて目の前にある入試予想問題にてをつける。
美雪は、私なんかよりも全然頭のいい、姉御風のたよれるお姉さん。
バスケットボール部に所属していて、高校でも続けるみたい。
あぁ呪文唱えたら美雪みたいになれないかなーなんて思う。
「美雪。どうして美雪は森のが丘高校いこうとおもったの?」
「うち?うーん進学実績ちゃんとあるし、先輩もいっぱいいってるからさ。安心かなって。
まー橘よりは制服もかわいいし??」
笑いながら、からかう。
半分恒例行事だからなれちゃったよ。
それほど橘の制服がかわいくない。