一級建築士の甘い囁き~ツインソウルはお前だけ~妊娠・出産編
みるみる大きくなるお腹。
双子は順調に大きくなっていった。
心配されていた発育不全もなく、双子に大きな体重差もない。
8ヶ月に入り、いよいよ寝返りも起き上がりも難しくなった。
うつぶせ寝が好きな萌音は、うつぶせができないことが不満ではあったが、それもあと3ヶ月弱。
残りの妊娠生活を楽しもうと萌音は、束の間の自由を楽しんでいた。
4月10日。今日は28週の検診日だ。
海音は相変わらず、忙しい日々を過ごしている。
新しく設計課に入ったデザイナーアシスタントの指導で忙しいようだ。
萌音は検診の前に、佐和山建設本社に顔を出すことにした。
「こんにちは」
「流川さん、久しぶり」
「おなか大きくなったなあ」
設計課の面々が萌音を囲んで賑やかな声をあげた。
この3ヶ月、ずっと在宅で仕事をしてきた。
4月になり、しなければならない手続きもあったのでこうして萌音は職場に来たのだ。
変わらないスタッフの優しさが嬉しい。
ちょっぴり社会から置いてけぼりを喰らっているような気がしていた萌音には、楽しい時間である。
双子は順調に大きくなっていった。
心配されていた発育不全もなく、双子に大きな体重差もない。
8ヶ月に入り、いよいよ寝返りも起き上がりも難しくなった。
うつぶせ寝が好きな萌音は、うつぶせができないことが不満ではあったが、それもあと3ヶ月弱。
残りの妊娠生活を楽しもうと萌音は、束の間の自由を楽しんでいた。
4月10日。今日は28週の検診日だ。
海音は相変わらず、忙しい日々を過ごしている。
新しく設計課に入ったデザイナーアシスタントの指導で忙しいようだ。
萌音は検診の前に、佐和山建設本社に顔を出すことにした。
「こんにちは」
「流川さん、久しぶり」
「おなか大きくなったなあ」
設計課の面々が萌音を囲んで賑やかな声をあげた。
この3ヶ月、ずっと在宅で仕事をしてきた。
4月になり、しなければならない手続きもあったのでこうして萌音は職場に来たのだ。
変わらないスタッフの優しさが嬉しい。
ちょっぴり社会から置いてけぼりを喰らっているような気がしていた萌音には、楽しい時間である。