一級建築士の甘い囁き~ツインソウルはお前だけ~妊娠・出産編
千香子劇場
「流川さんはわが社になくてはならない存在だ」
風太郎の言葉に、萌音は頬が緩むのを隠せない。
本当に、社長としても義父としても素晴らしい尊敬すべき人物だと思う。
「でも、休んでばかりの給料泥棒なんて迷惑なだけでは・・・」
「聞捨てならないな。今の発言撤回してもらいたい」
海音も堪えきれずに参戦する。
いつの間にか集まってきていた設計課のスタッフに取り囲まれていた。
ウンウンと頷く面々に、さすがの鈴原も分が悪いと悟ったようだ。
「わ、わかりましたよ。それなら、もう行きましょ、海音さん。取引先が待ってます」
身を翻して、海音のもとに駆けよろうとした鈴原を
「私の萌音ちゃんを侮辱してそのままで済むとは思わないことね」
颯爽と現れた千香子が、その行く手を遮った。
いよいよ、ヒロインの母が登場である。
ワクワクし過ぎて萌音の体は思わず寄りかかっていた壁から離れる。
「お義母さま・・・!」
つい、韓流調に呟いた萌音に、千香子は微笑んでウインクをした。
ノリノリである。
風太郎の言葉に、萌音は頬が緩むのを隠せない。
本当に、社長としても義父としても素晴らしい尊敬すべき人物だと思う。
「でも、休んでばかりの給料泥棒なんて迷惑なだけでは・・・」
「聞捨てならないな。今の発言撤回してもらいたい」
海音も堪えきれずに参戦する。
いつの間にか集まってきていた設計課のスタッフに取り囲まれていた。
ウンウンと頷く面々に、さすがの鈴原も分が悪いと悟ったようだ。
「わ、わかりましたよ。それなら、もう行きましょ、海音さん。取引先が待ってます」
身を翻して、海音のもとに駆けよろうとした鈴原を
「私の萌音ちゃんを侮辱してそのままで済むとは思わないことね」
颯爽と現れた千香子が、その行く手を遮った。
いよいよ、ヒロインの母が登場である。
ワクワクし過ぎて萌音の体は思わず寄りかかっていた壁から離れる。
「お義母さま・・・!」
つい、韓流調に呟いた萌音に、千香子は微笑んでウインクをした。
ノリノリである。