一級建築士の甘い囁き~ツインソウルはお前だけ~妊娠・出産編
「結果がどうあれ、婚姻届を出すタイミングは今日だ。十分俺は待ったろ?」
返事を待たせている自覚はあった。
子供ができていてもいなくても、結婚したい。
それが彼の答えで萌音の答えだ。
「よろしくお願いします」
ガッツポーズをした海音の手にはボールペンと印鑑。
どこまでも用意周到な海音に呆れる。
「そうと決まれば、さあ、名前書こうか。印鑑は俺が押すよ」
押せ押せの海音に苦笑しながら、萌音は婚姻届に名前を書いた。
そしてそのまま引きずられて、市役所と産婦人科へ連れていかれる羽目になるのだった。
返事を待たせている自覚はあった。
子供ができていてもいなくても、結婚したい。
それが彼の答えで萌音の答えだ。
「よろしくお願いします」
ガッツポーズをした海音の手にはボールペンと印鑑。
どこまでも用意周到な海音に呆れる。
「そうと決まれば、さあ、名前書こうか。印鑑は俺が押すよ」
押せ押せの海音に苦笑しながら、萌音は婚姻届に名前を書いた。
そしてそのまま引きずられて、市役所と産婦人科へ連れていかれる羽目になるのだった。