俺様御曹司の専属メイドになりました
「華ちゃん!起きて」

どうやら寝てしまったようだ。

目が覚めると、響にもたれかかって寝ていた。

「二人ってほんと、仲いいよね」

なぜか否定出来なかった。

いつものあたしなら否定してたのに。

響も響で赤くなっていた。

何、その反応。

意味分かんないから。

「では、グループごとにカレー作りをしてください」

そらちゃんは野菜や肉を切る係。

真島くんはテーブルや皿を用意する係。

響は火を起こす係。

あたしは何も知らない響の補佐係。

「俺、火起こしたの初めて…」

響はなぜか感動していた。

火力が弱い気がするな。

「薪取ってくるね!」

あたしは火力を強くするために薪を貰いに行った。
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