俺様御曹司の専属メイドになりました
温めろって何?

「俺のベッドに来いと行ってるんだ」

「はあ!!??」

「安心しろ。お前が心配しているようなことはない。少なくともお前にはな」

こいつ、本気でムカつく。

早く辞めたい。

「雇用期間延期するぞ」

ギャー!!

「分かったわよ」

渋々ベッドに入った。

しばらくして、何で分かったのか聞きたくなった。

「………どうして分かったの?」

「華が敬語を使うときはだいたい企んでるときだろ。それぐらいお見通しだ」

こいつエスパーかも。

「無駄な抵抗はしない方が身のためだと思うぞ?。毎日こうして寝ることにするからな」

あたしの貴重な睡眠まで奪われるっ!!

「………分かった。もうしない」

「はー本当に面白いわ」

響は涙を浮かべて大笑いしていた。

ふん、勝手に笑ってろ。
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