俺様御曹司の専属メイドになりました
どうやらあたしも寝てしまっていたようだった。

響は起きていて、あたしの頭を撫でていた。

さらに独り言も言っていた。

それで起きられず、寝たフリをしている。

「……華、一日ありがとな」

響がお礼言ってる!

「今日も可愛かった」

は?

今日もって何よ?

「華のお陰でだいぶ良くなった。ありがとな」

そう言って、髪にキスしてきた。

や、やめて。

最近の響、絶対におかしいよ!
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