俺様御曹司の専属メイドになりました
* bittersweet 4
頼れるやつ
眠れなかった……。
今日は最終日で帰る日。
「昨日、どうだった?」
あたしは昨日のことを思い出して赤くなった。
「何があったの?」
「……ちょっと色々あって」
言えない。
絶対言えない。
「胡桃ちゃーん!華ちゃんが藤堂くんとのラブラブ話聞かせてくれないよ」
ラブラブしてない!!
「知られたくないことでもあるんじゃないの?二人きりだったしねぇ?」
胡桃ちゃんは探るように言ってくる。
あたしは顔を手で隠した。
「言わないなら、藤堂に聞くからね」
それだけはダメ!!
「言えばいいんでしょ!?」
あたしは昨日のことを全て話した。
「え、ラッキースケベじゃん。藤堂、内心にやけてたわね」
「わぁ、恥ずかしいね。華ちゃん可哀想」
二人の反応は違っていた。
「何がラッキースケベよっ!いい迷惑だわ!!」
「でも、嫌じゃなかったんでしょ?」
「……それは」
確かにそんなに嫌じゃなかったかも。
恥ずかしかっただけで。
今日は最終日で帰る日。
「昨日、どうだった?」
あたしは昨日のことを思い出して赤くなった。
「何があったの?」
「……ちょっと色々あって」
言えない。
絶対言えない。
「胡桃ちゃーん!華ちゃんが藤堂くんとのラブラブ話聞かせてくれないよ」
ラブラブしてない!!
「知られたくないことでもあるんじゃないの?二人きりだったしねぇ?」
胡桃ちゃんは探るように言ってくる。
あたしは顔を手で隠した。
「言わないなら、藤堂に聞くからね」
それだけはダメ!!
「言えばいいんでしょ!?」
あたしは昨日のことを全て話した。
「え、ラッキースケベじゃん。藤堂、内心にやけてたわね」
「わぁ、恥ずかしいね。華ちゃん可哀想」
二人の反応は違っていた。
「何がラッキースケベよっ!いい迷惑だわ!!」
「でも、嫌じゃなかったんでしょ?」
「……それは」
確かにそんなに嫌じゃなかったかも。
恥ずかしかっただけで。