俺様御曹司の専属メイドになりました
そんな話をしていると先生たちがのんびり話ながら入ってきた。

「早かったな。食堂でご飯食べればよかったのに」

人が多くて食べれないの!

しかも、あたしたち早くないし。

先生たちが遅いの!!

「混んでたんで、先に来たんです」

「確かに人が多かったしな」

それなら居てくれてもいいじゃん!

「まあ一位おめでとう!これ記念品ね」

先生に渡されたのは、舞踏会の招待状だった。

主催者は藤堂と書いてあった。

「もしかして、これ……」

「俺んちが主催するやつだよ」

先生に仕組まれたんだ。
< 156 / 247 >

この作品をシェア

pagetop