俺様御曹司の専属メイドになりました
リムジンで学校の玄関まで行った。

あの人知ってる。

あの人もその人も。

周りにいるのはテレビで見るような人ばかり。

要するにここは有名人と金持ちのパラダイスってことね。

「おい、華。早く降りろ」

うるさいわね。

響が降りた瞬間から視線がさっと一斉にこちらに向いた。

「お前ら、紹介する。俺の専属メイドだ!」

はぁ?

何言ってるの?

学校でもあたしをメイドとして使うつもり?

あんたの思い通りになんてならないから!
< 18 / 247 >

この作品をシェア

pagetop