俺様御曹司の専属メイドになりました
「ねえ、どこ行くの?」

「俺専用の別荘。時間かかるから寝てていいよ」

「…うん」

あたしは寝てしまった。

病み上がりでもあるから、より早く眠りについてしまったようだ。

目が覚めたら、南の島にいた。

ええ!?

「起きた?」

「ねぇ、ここどこ!?」

「俺の島」

俺の島って何?

「安心しろ。親に内緒で買ってあった島だから」

高校生がこんなの買えるかっ!!

「俺、株やってるから買えちゃうんだよね」

と、ブラックカードを見せてきた。

ありえない。

こいつ、やっぱり御曹司なんだ。
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