俺様御曹司の専属メイドになりました
「俺が好きだから、指輪持ってったんでしょ?」

「うん…」

「俺もしてるよ」

響の左手の薬指には指輪がはめてあった。

「お前も付けろよ」

「…でも」

「何、躊躇ってるんだ。もう両思いなんだし良いだろうが」

「そうだね…」

そうは言っても、今だ信じられないあたしがいる。

だって、絶対恋しないって思ってた人に恋したんだよ?

御曹司で住む世界が違うし。

性格も俺様で強引で最悪だったのに、いつの間にか惹かれちゃった。
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