俺様御曹司の専属メイドになりました
指輪をはめてもらうと、何だか変な気持ちになった。
「新婚旅行みたいだな」
「け、結婚してないし!」
「すればいいじゃん」
両思い一日目ですよ!?
「無理じゃん。お母さんに反対される」
「俺、家に戻る気ないし」
それじゃあ、藤堂家は誰が継ぐの?
「ダメじゃないの?」
「大丈夫」
響はあたしの頭を撫でた。
「余計なことは考えんな」
「…うん」
でも、やっぱり考えちゃう。
響の未来をあたしが潰しちゃって、罪悪感しかないし。
「新婚旅行みたいだな」
「け、結婚してないし!」
「すればいいじゃん」
両思い一日目ですよ!?
「無理じゃん。お母さんに反対される」
「俺、家に戻る気ないし」
それじゃあ、藤堂家は誰が継ぐの?
「ダメじゃないの?」
「大丈夫」
響はあたしの頭を撫でた。
「余計なことは考えんな」
「…うん」
でも、やっぱり考えちゃう。
響の未来をあたしが潰しちゃって、罪悪感しかないし。