俺様御曹司の専属メイドになりました
「大体、右京家の息子といい感じじゃなかったわけ?どうしたら、響になるのよっ!」

え、なんであたしが右京くんのこと好きだったって知ってるの?

「まさか……」

「見張りを付けてたの。もう少しでくっつくと思ってたのに、想定外だわ」

全部見られてたんだ。

「母さん!!」

「何よ。私はあなたのためを思ってるのよ?」

「いい加減にしろよ!俺を縛り付けて何が楽しいんだよ!!恋愛ぐらい自由にさせてくれよ!!」

響は出ていってしまった。

「響、待って!」

あたしは後ろを追いかけた。
< 233 / 247 >

この作品をシェア

pagetop