俺様御曹司の専属メイドになりました
あたしは泣きそうだった。

これまで最悪な人生を歩んできたのに、それが少し軽くなるんだもん。

すごく嬉しい。

それに素敵な人にたくさん出会えた。

こんなことって……初めて。

「……顔をあげて下さい」

響のお父さんはあたしの手をぎゅっと握った。

「これからもうちの息子をよろしくお願いしますね」

「………はい!」

今日から、響のお父さんのためにも頑張らなきゃ!!

恩返しするぞ!
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