俺様御曹司の専属メイドになりました
図書室近くのエレベーターで三階に上がった。

「わぁ!右京くん、凄いですね!」

「いや、僕の食堂より藤堂の方が豪華だよ」

一緒に食べられるなら豪華さとかいらないよ!

右京くんなら響と違ってエスコートしてくれるし。

「和食でいい?」

「はい!」

右京くんはニコッと笑った。

やばい、カッコよすぎる。

出てきたのはおにぎり、卵焼き、鮎の塩焼き、味噌汁だった。

「わあっ!」

響はフレンチしか食べないから和食が出てくると嬉しい。

「いっただっきます!」

卵焼きを口に頬張った。

「美味しい!」

興奮ぎみで食べていると、右京くんに笑われた。

「やっぱり、華さんは可愛いね」

か、可愛い!?
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