俺様御曹司の専属メイドになりました
ベルが鳴ったため、あいつの部屋に行った。

西宮さん曰く、ベルが鳴ったらすぐにあいつの部屋に向かえということだった。

「遅い」

「仕方ないじゃない。あんたの部屋まで遠いし、着替えてたんだから!」

ベルが鳴ったとき、私は支給されたメイド服に着替えていた。

「知るか。それより、俺の宿題手伝え」

はあ?

そんなことかよ。

「それぐらい自分でやりなさいよ」

「俺に口答えする気か?」

「はいはい、手伝えばいいんでしょ」

と言ってもあたしはソファーに座ってるだけだった。

覗いてみるとすごく難しいことをしていた。

「あんた、頭いいの?」

「お前よりはマシな頭だと思うけど」

「何よ、あたしがバカとでも言いたいわけ?」

「実際バカじゃん」

言わせておけば!!
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