俺様御曹司の専属メイドになりました
「それにしても気絶させる必要はあったんですか?」

「お坊っちゃまがこうなると寝て起きるまで続くんです。少し手荒てすが、この方法が最適と判断いたしました」

さすが長年使えてることあるな。

本当に西宮さんには助けられることばかり。

響を担いで運んでいった西宮さんを見送ってから、後片付けをした。

これが終わったら、響の部屋に行こう。

「はあ……やっちゃった」

さすがに凹む。

いくら響とはいえ、せっかくの休日をこんな感じに台無しにしたから。

しかも気絶させられてるし。

罪悪感でいっぱいになった。
< 69 / 247 >

この作品をシェア

pagetop