俺様御曹司の専属メイドになりました
性悪御曹司はあたしをバカにした目で見てきた。

「分かんないの?俺は頭の良さをお前みたいなバカ庶民に見せつけてんの」

バカだの、庶民だのうるさいわね!

「あんた、性格終わってるわよ」

「お前と合わないだけだ」

合いたくもないわ!

言い返す言葉を考えていた時、冷めた声で言ってきた。

「俺のことは響って言え」

「分かった」

でも、なんで急に?

「俺もお前のこと、華って呼ぶ」

こいつ、顔だけは整ってるからドキッとしちゃった。

「おい、華。飽きたからお前が代わりに書け」

レポート用紙を渡された。

だけど、こんなの出来るか!
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