俺様御曹司の専属メイドになりました
時計を見るともう授業が始まる時間になっていた。

「そろそろ教室に戻らないとっ」

「そうだね。ありがとう、美味しいご馳走を」

「そんな、ご馳走だなんて」

「事実だよ」

「………ありがと」

ニコッと笑った。

「………!」

右京くんはなぜか赤くなって固まった。

「どうしたの?」

「いや、その……。明日も一緒にご飯食べない?」

「うん!」

右京くんと毎日お昼を食べられたら幸せだろうな。
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