彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
「チョコちゃんLINEじゃ、好き嫌いがわかれるハーレム系だって、そっけない感じだったから・・・あわなかったのかと思ってたんだけど?」
「いえ!結果的に、すごく良かったです!!」
「そうなの?」
「そうです!!」
(映画の内容はほぼ覚えてないけど、魅惑的な瑞希お兄ちゃんを見れたからすごくよかった!!)
ウキウキ気分で伝えれば、私ジッと見つめながら瑠華さんが言う。
「気を遣ってくれてるのかと思ったけど・・・その顔見たら、ごまかしてるとは思えないわね~?本当に、心から喜んでくれてるみたいね?」
「喜ぶどころか、歓喜です!ありがとうございました!!」
事実を伝えれば、瑠華さんの笑みが変わる。
「あら、嬉しー♪チョコちゃんてばぁ~そんなにお姉さんからのプレゼントが良かったのぉ~?」
妖艶に笑うと、射貫くような目で、甘ったるい声を発する美女。
そんな瑠華さんの問いかけに合わせて、丸山さんがせき込み、渡瀬さんが苦笑いする。
「おい!チョコに、子供相手に、色目を使うなよ!?」
「大丈夫大丈夫。からかって楽しんでるだけだよ、あれは。瑠華ちゃん!ほどほどにしなさーい!」
「やだ、心外~質問してるだけなのに~・・・ねぇーチョコちゃん?お姉さんのが、良かったんでしょ~?」
流し目してくるところが、同性から見てもセクシーだったけど、瑞希お兄ちゃんにはかないませんね!!
「大変よろしゅうございました!!」
パクパク食べたり、転寝したり、あくびしてる瑞希お兄ちゃんがね!!!
ヒャッフォ~~~~!!!
「嬉しかったです!!」
「うふふ!こんなに喜んでもらえて、お姉さんも嬉しいわ~♪」
笑顔で答えれば、同じように微笑みながら私の頭をなでるセクシー美女。
〔★瑠華のセクシーコマンド、凛には効果なし★〕